千葉県多古町は町内に34ものお城がある日本有数のお城の町です。多古城郭保存活用会は、この遺構を町の活性化に結び付けるべく、内外の有志で結成された団体で、当団体代表が事務局長、副代表の山城ガールむつみがアドバイザーをつとめるとともに、山城ガールむつみのオリジナルデザインによる御城印を発行し「日本一の御城印のまち」(15城)を達成するとともに、町内のお城の整備と遺構の新発見を目的とする「日本初のお城開き」の実施などの催しものの開催を積極的に行ってまいりました。
 今般、表題の通り、多古町当局よりいただいた助成金により、享徳の乱の際に千葉氏本宗家が滅亡することとなった志摩城、千葉県内のお城として、もっとも古く1330年代の古文書に城郭の名称が登場する並木城、この2城とその周辺城下町において説明板の完備や眺望の確保が行われるとともに、この2地域(島地区・南並木地区)のお城と城下町に関する解説付きのウォーキングマップが作成され、3月18日より道の駅多古あじさい館にて1部220円(消費税込み)で販売配布が開始されております。

 多古城郭保存活用会では、これらの完成を記念して、志摩城、並木城とその城下町を巡り、さらに近隣の多古町のお城の見学もあわせて行うウォーキングツアーを実施することになりました。このウォーキングツアーにおいては、当団体代表がガイド講師をつとめます。
詳細は下記の通りとなりますので、ご参加ご希望の方は下記申し込みアドレスへの申し込みをお願いいたします(※注)。

日程:2024年5月12日(日)
 多古台バスターミナル9時35分集合(成田空港第二ビル駅バスターミナル9:05発の多古行のシャトルバスにお乗りいただくと多古台バスターミナルに9時31分に到着予定です。)参加者には、今回発売が開始された島・南並木 お城と歴史まち歩きアマップ(定価220円)とウォーキングツアーで訪城する多古城、多古藩陣屋、並木城、志摩城のいずれかの御城印1枚をプレゼントいたします。参加費3000円(昼食代・資料保険代込み)

ガイド講師:小室裕一(多古城郭保存活用会事務局長・千葉城郭保存活用会代表)

当日の見学経路等(見学経路及び時間等は状況により変更があり得ます)
 9:40多古台バスターミナル➡9:50多古城跡(享徳の乱の際に千葉氏当主の子息千葉宜胤が籠城したお城、のちに北条氏により改変され戦国期の鉄砲戦に備えた空堀、胸壁土塁が良く残るお城)➡11:00多古藩陣屋(久松松平家の陣屋、関東唯一の石垣が残る陣屋)➡11:30多古出城(多古城の物見台的砦)➡11:40昼食➡12:45志摩城跡(享徳の乱の際に千葉氏本宗家の当主千葉胤直が籠城したお城)➡13:10正覚寺➡13:40島の町歩き(迷路のまちと言われた中世の群郭、近世の不受不施派の隠れ里のまちなみをお楽しみください)➡15:20多古光湿原(南北朝期の舟戦が推定できる場所)➡15:40並木城(下総の丘城の良好な遺構が奇跡的に残る城郭、水城としての機能についても昨今は注目を受けているお城)➡16:10並木のまち巡り➡17:20道の駅多古あじさい館(17:35発のシャトルバスで成田空港第二ビル駅に戻ります) 全体歩行距離約10キロ

お申込先 takojokaku@gmail.com (お名前、ご年齢、ご住所、お電話番号を明記の上お申し込みください)

募集人員20名(先着順)小雨決行荒天中止、本件に関するお問合せ先:090-3084-1258小室

(※注)従前までの配布フライヤー等においては昼食等持参のプログラムでしたが、昼食等に関しては、多古城郭保存活用会の方で準備が可能となりましたので、それにあわせて、昼食の時間、及びその後の予定時間に変更が生じておりますので、その点ご留意ください。