1月20日付東京新聞に1月11日㈯に多古町で行われた「栗山川水系を巡るウォーキングツアー及びミニ講演会」の記事が以下のように掲載されました。
飯土井台城の虎口については、掲載記事中にあるように鎌倉の大仏坂切通しの常盤口側のものに酷似しています。鎌倉の切通しの形態については現在に残るものは多くが南北朝、室町期のものと考えられており、飯土井台城の千葉胤貞による築城伝承とも符合するものといえます。またこの形態は、飯土井台城にだけにとどまらず、同じ中村の台地上の物見台城の崖下からの虎口形態にも酷似しており、これらの城郭の築城者の同一性すらうかがえるものではないかと当団体としては思料しています。
