当団体が主催する 椿の海と水城サミット2025 in Chiba 「地元郷土史会とまわる椿の海周辺城郭バスツアー」は令和5年5月9日㈰好天の下、東庄町で挙行されました。
この日は東庄町内の和田城、大友城、青馬砦、須賀山城、南城という椿の海とそれに連なり中世期は重要な交通の要路であった桁沼周辺の水城をまわるバスツアーでしたが、案内役には当団体代表と共に地元東庄歴史研究会会員で大学院生の渡辺浩樹氏があたってくれました。同氏は、和田城の近隣に住み、和田城に関する歴史を探求してきた第一人者であり、和田城に関する論文も発表している研究者の方です。和田城においては同氏による説明が行われるとともに、バスの車内においても和田城の近隣でおこった和田城をめぐる戦国時代の攻防戦ともいえる地元上代氏と里見氏のとの戦い「夏方合戦」の解説もしていただき、参加者からの好評を博した次第です。
当団体としては、こういったバス旅行を催すことにより、地元に密着した研究者の方々によって、その遺構の歴史を解説頂く機会が出来ることとなり、地域発信の密な情報を多くの人々に直接聴いていただける貴重な機会を提供することにもなると考えます。今後とも、こういった企画は、地方創生、社会貢献の意味合いからも積極的に企画していきたいと思っております。
