多古城郭保存活用会は当団体代表が事務局長として、また副代表がアドバイザーとして、その企画・運営に深くかかわってきている団体でありますが、10月21日付の「千葉日報」紙 朝刊1面の社会コラム「忙人寸語」に同会が多古町・並木城で11月9日に実施を予定する第5回多古町お城開きにつき、以下の様な内容で紹介がなされました。
 「山開きや海開きはおなじみだが、「お城開き」があることを本紙の記事で初めて知った。中世の山城で町おこしに取り組む多古町の民間団体が2021年11月から始めた。草が生い茂って虫も多い夏が過ぎた後、11月から4月を山城巡りの「ベストシーズン」と位置付けてPRしている。(後略)」本内容は、10月3日付の千葉日報紙に掲載された多古町の本年のお城開きの予告記事を見て掲載されたものと思料します。
 このお城開きの企画に関しては、中世城郭でまちおこしを目指す多古城郭保存活用会に対して、当団体から、山城見学のハイシーズンとなる冬の入り口にあたる11月にこのようなイベントを行い、多古町の山城に対する全国からの注目を集めさせること。あわせて年間の繁閑性がある観光業の平準化に資するうえで、山城観光には、メリットがあることを関係者にアピールする意味も含め実施を企画提案し、その実現を毎年サポートしてきたものです。千葉日報紙の1面の社会コラムにおいて上記のような形で、このお城開きの紹介がなされることは、初期に意図したことが社会的にも受け入れられてきていることが実感できるものであり、当団体としても、千葉県の新たな観光推進策のツールを確立することができたと思料し、大変嬉しく感じる記事となりました。

2025年10月21日千葉日報1面